全は一、一は全
人と繋がったり、優しくできない原因は、「自分は自分の体だけ」と思うから。
人は自分の体だけが自分と思うと、
それ以外の他人や他のものは関係ないものになってしまう。
「他人は関係ない」と思うと、
守るのは自分だけにになり、
他人のことを自分のこととして考えられなくなる。
そうすると、人のために何かすることは、
手間・面倒・意味がない・見返りがないと思うようになり、
損得で考えた時に、人のために何かすることは得にならないから、
しなくなるということが起きます。
結果、人は人と繋がったり、優しくできなくなってしまう。
この問題をどうしたらいいか。
全が一、一が全
最初は全て一から始まる。
元は同じ。
一が全をつくり、その全は一からできている。
元をたどれば、一つから、全人類73億8000万人は出来ている。
「体の自分だけが自分」ではなく、全部が自分。
そう考えれば、関係ないものはなくなり、
みんな繋がっていることがわかる。
他人事は自分事になり、
人が悩んでいる時に、まず「どうしようか考える」ようになる。
敵はいない。
みんな仲間。
自分の中に周りの人の心を入れることを始めると、
それが循環して人の心に自分も入れてもらえるようになっていく。
人と繋がることができ、人に優しくなれる。