裏の発想を持つことが出来れば、生き方の自由度が増す
スタートからぶった斬りますが、正月とは歴史や暦によって違い、たまたま現代の日本の暦では1/1が元日とされている、ということのようです。
・・・遅ればせながら、あけましておめでとうございます。( 絶対的に染まる必要はないけども、染まってみるも選べる多様性(。•̀ᴗ-)و ̑̑✧ )
今年も発信を続けていきますので、ご興味ある方は是非ご覧ください。
本年も宜しくお願い致します!
さて皆様、年末年始は如何がお過ごしだったでしょうか。
私は自分で事業をしているので、休みは自分で決めれるのもあり、12/31の夜まで仕事し、1/1の日曜日は普通に休みました。
1/2は家族連れて京都散策をする為に休みにし、3日の火曜日には普通に仕事し始めました。
12/28には家族は家や車にお飾りを付けることを今日中にしなければと、いそいそと買い物に出掛けたり、正月は注文していたおせち料理や作った雑煮を食べました。
・・・なんだか小学生の日記ですね(笑)
今回の話題は、裏の発想ということで書いていきたいと思います。
冒頭に既出ですが、『正月』という単語をWikipediaで調べると、過去の歴史や国各々必ずしも1/1だったというわけではなかったということがわかります。
暦というものを誰が作り、それに影響される人が世界中に伝播していった結果、今日の元日が日本にもあるということです。
それでは、正月は必ずしも祝わなければならないものなのでしょうか。
これはクリスマスやバレンタイン、十五夜や節分も同じことが言えます。
今回は正月が近かったのでこの話題にしていますが、果たして正月に皆さんは何を祝いましたか??
『あけましておめでとうございます』
『本年も宜しくお願いします』
・・・12/31から1/1になることがめでたいのでしょうか?
1/1は国民の休日と日本ではされていますが、では日本中の人が休んでいたでしょうか。
医療・介護福祉・公共交通機関・神社寺院・サービス業(飲食店・宿泊施設・温浴施設など)の人には、休みはなかったと思います。(希望出していたり、ローテーション制で休みだった人は別ですが)
正月を満喫出来た人と出来ていない人は、正月気分になれるかなれないという違いだけではないでしょうか。
確かに、正月には昔からの風習や意味価値があります。
でもそれは全ての人が熟知しているでしょうか。
おせち料理には一品一品に意味があることを知らない人も今は沢山います。
意味価値を感じていない人や正月に休めなかった人にとっては、周りが騒いでいるだけの自分には関係のないただの日曜日でしかない。いや、日曜日ですらなかった人もいると思います。
意味価値を感じていない人は、正月を行事としてしないしか選ばない。
意味価値を感じている人は、正月を行事としてするしか選ばない。
どちらかに所属している人はどちらかしか選ばない。
では、意味価値を感じている人であっても、ご家族に不幸があった場合はのんびり正月をするでしょうか。
お飾りを12/28に付け終わらなければ不幸に見舞われるのでしょうか。
ではお飾り自体しない人は??
しないよりする方がマシかと12/31に付けた人は地獄に落ちますか?
日本は神を信じているようで信じていない、世界でも非常にフワッとした柔軟な思想を持っています。
神道の国とされている日本であっても、キリスト教のクリスマスをしてみたり、仏教信仰である寺院に行ってみたりしますよね。
いつもは神社に行かない人でも家族や恋人とイベントとして初詣に行ってみたり
皆既日食や金環日食・初日の出でしか気にしない太陽も、12/31には注目されます。
自分達の『正しい(表)』に自分を縛り付けてはいませんか??
この時期にこれをしなければいけない。
この時期に別にこれをしなくてもいい。
どちらも間違いではありません。
ですが、条件状況によって出来るか出来ないかは変化します。
出来る時はするけども、出来る時であってもしないも選択できる。
しないしか選択してこなかったけど、意味価値を知っておくだけでもいつでもやれる自分で居れる。
人はなかなか裏の発想が取れません。
やるもやらないも正しいも間違ってるもないのです。
やりたかったらする。
でもやりたいけど今回はしない。
やれるけど、別の用事を優先したいから今回はしない。
やりたくなかったらやらない。
やりたくないけど、意味価値を知るぐらいはやってみよう。
やりたくないけど、今回はやってみようか。
同じ『やる』『やらない』の中でも、選択肢が増えますよね。
勘違いしてほしくないのは、正月をしなくてもいいといっているわけではありません。
ただ、それが絶対守らなければいけないという固定観念に捕らわれない柔軟さもあっていいということです。
誕生日がいい例ですが、家族や恋人との都合で当日出来なかったとしても、日にちズラしてやりますよね?
でもそれは元日ではしない。
出来る時は問題ではないですが、出来なかった時に失念や後悔するといった自分に対してのストレス要因を作ることになります。
日本は正月は祝いますが旧正月は重要視されていません。
これも自由。
神棚があるご家庭であっても、気にする人も居ればしない人も居る。
それぞれ多様性があることを認め合う柔軟さを持てると、心に自ら負担を強いることもなく、生き方の中で選択肢を1つ以上用意出来るようになり、幅が広がるということです。
様々な条件・状況下で生活している人が居ます。
自分の正しいは同じ国であっても人の数だけ十人十色です。
正月休みが今年は少なかったなぁと嘆いている人もいるかもしれません。
でも、2連休以上休めるなんてことはそんなにないから良かった!という思い方も出来ればそれほど悔やむこともなくなります。
正月を話題にしたので賛否両論出てくるとは思いますが、『思い方や行動指針に多様性を持つために、一つの固定したものに捕らわれないようにしたいですね』ということが言いたかった今回のお話でした。